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中学生のための 論語のコトバ

『中学生のための 論語のコトバ』を出版しました

このたび、
Kindle電子書籍
『中学生のための 論語のコトバ』 を出版しました。

この本は、
論語を「分かりやすく教える」ための本ではありません。
まして、
「こう生きるべきだ」と示す本でもありません。


なぜ、この本を作ったのか

中学生という時期は、
何かが足りないというより、
まだ途中にある時間だと思っています。

自分が分からなくなったり、
周りと比べてしまったり、
うまく言葉にできない気持ちを抱えたり。

そうした状態は、
直すべき欠点というより、
変わっていく途中で自然に起きるものではないか。

論語を読んでいると、
そのことを急がずに置いている言葉が、
いくつも見つかります。


「中学生向け」にした理由

論語は、
大人になってから読むもの、
あるいは道徳の教科書として扱われがちです。

けれど実際には、
迷いの途中にある言葉や、
はっきり言い切られていない言葉の集まりでもあります。

それは、
思春期の感覚と、とても近い。

だから今回は、
「理解させる」編集ではなく、
考え続けられる状態を残す編集を選びました。


この本の中身について

本書は、論語の言葉をもとに、

  • 自分が分からなくなるとき
  • 勉強の意味が見えなくなるとき
  • 人といるのが疲れるとき
  • 感情がうまく扱えないとき
  • 未完成のままで進んでいくとき

という5つのテーマで構成しています。

各章は、

  • 原文
  • 現代語訳
  • 実生活に置き換えた短い喩え

のみで構成し、
「こう考えなさい」という結論は置いていません。


こんな読み方を想定しています

  • 最初から最後まで読まなくてもいい
  • 分からないところは、そのままにしていい
  • しばらく忘れてしまってもかまわない

どこかのページにある一つの言葉が、
あとでふと思い出される。
それくらいの距離感で読んでもらえたら、と思っています。


中学生本人へ渡す本として

この本は、
中学生本人が自分で買うことも、
大人がそっと渡すことも、
どちらも想定しています。

「役に立つから」ではなく、
「考えてもいい時間があるから」
その理由だけで、十分だと思っています。


書籍情報

書名中学生のための 論語のコトバ
形式:Kindle電子書籍
価格:480円
編集:白鮫